昔の名前はカルビ、ロース、モモ、今の名前は…牛肉のメニューの一つであるカルビ。 しかし、ロース、モモ、タン、ホルモンのように部位を指しているのではなく、 バラ肉を総じて呼んでいるとのことです。 カルビとは朝鮮語であばらを意味する言葉らしいです。 ですので、あばらの周辺に付いている肉はすべてカルビと呼んで差し支えないそうです。 高度経済成長により経済的に豊かになった日本人は、 高級食材である牛肉を日常的に食するようになりました。 それに伴い、いわゆる韓国風焼肉店がたくさん出来ました。 当時のメニューでバラ肉といえば、骨付きカルビと中落ちカルビでした。 以後、カルビという呼称は定着して焼肉のメニューといえば、 誰でも頭に浮かんでくることでしょう。 では、令和の現在はどうでしょう。 焼肉店や精肉店によって、バラツキ(駄洒落ではありません)はありますが、 前バラ、外バラ、中バラ、カタバラと細分化されているようです。 さらに中バラの一部をカイノミ、カタバラの一部を三角と呼ぶこともあり、 それらはちょっとスペシャルな肉として扱われているようです。 この部位の細分化はその他の部位も同様で、 ロースであれば、肩ロース、リブロース、モモは外モモ、内モモと区分されています。 そして、近年によく使われる希少部位という言葉、多くの焼肉ファンが虜になっています。 上述のカイノミや三角も希少部位とされることもあります。 希少部位を列挙すると、 憧れの超高級肉のシャトーブリアン、肉の王様サーロイン、 リブロースの赤身だけを抽出したリブアイ、肩ロースで一番サシの入っているザブトン、 昔の名前は中落ちカルビで今の名前はバラゲタ、 モモ肉はランプ、イチボ、ネクタイなどと細分化、希少部位化されています。 しかも地域や焼肉店によって呼び方が違ったりするので、 どれくらいの呼称があるのやら…。 焼肉は大衆店で腹一杯食べるのも良いですが、 たまには高級店で部位の蘊蓄を語りながら、 希少部位を食べるのも一興ではないでしょうか。 |